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尖閣諸島の動画流出について2


私はなぜ「中国」を捨てたのか (WAC BUNKO)

私はなぜ「中国」を捨てたのか (WAC BUNKO)

  • 作者: 石 平
  • 出版社/メーカー: ワック
  • 発売日: 2009/08/18
  • メディア: 単行本



動画を流出したと自首する海上保安官が現れたことについて、多くのニュースが取り上げている。
そのなかで問題となっていることが、彼の行動についての判断である。
この議論に対し、明確な回答は私は出すことができない。なぜなら、国民が期待してたこと、不満に思っていたこと
を解決した反面、国としての情報管理体制を覆したからである。
そもそもこの問題に対して、1つの答えを出すこと自体が無理なことなのかもしれない。
まず、政府が出し惜しみしていたことについて国民のほとんどが疑問をとなえていた。この問題に対する
解決は政治的にしか不可能である。つまりこの方法以外で解決するとすれば違法な方法しかない。
つぎに情報を漏洩することについて、これは見方を変えれば国に対しての反逆行為にあたる。
つまり、違法行為を行わなければこの映像を国民に知らしめることはできなかったのである。
動画の公開に当たっては様々な議論があったが、一人の国民としてあの動画を見たときは中国に怒りを覚えたし
どんな説明よりもインパクトがあった。
今回の事件で、たくさんの日本人が領土問題、安全保障問題について関心をもったのではないか。
平和が当たり前となっているこの日本でアメリカ軍の基地や韓国、中国、ロシア等との領土問題は、
どこか遠いところでおきているという感覚が蔓延している。
今回の動画でもわかるように、同じ日本人の一人が国の領土を守ろうと命がけで戦っているのを目の前にし
これから先の日本についてよくよく考えていかなくてはならないとおもう。
まず第一歩は関心を持つことからはじめることが重要と感じる。追記(2010/11/15)
未確認の情報であるが、衝突の衝撃で海へ転落した海保職員を中国船員が銛(もり)でついていたとの
話をきいた。関連の情報を閲覧していた際にウィキペディアに参考で記載されており、某首長の発言および
某テレビ番組(関西)でも触れていた。本日、動画を漏洩した保安官が逮捕されない見通しであることが、
報道されたが逮捕されないことを理由に多くを事を闇に葬ることだけは許しがたい。首記内容も含めすべての
情報を公開することを望む。情報公開がなされないことに腹を立てなくてはならないのは、皮肉だが中国の
ようである。

国家の命運 (新潮新書)

国家の命運 (新潮新書)

  • 作者: 薮中 三十二
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/10/14
  • メディア: 新書



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